[2A2] VR Psychology 1

[2A2-05] 建築空間における距離の知覚に関する研究

○Eriko Kitamoto¹, Satoshi Yamada, Shinsaku Munemoto, Kiyoaki Oikawa (1. Ritsumeikan University)

本研究では空間の構成要素の素材や寸法を変化させ，空間認知の研究を行う。空間を構成する要素を操作することができれば人の認知や行動も操作することができる。一方で，近年，没入感型のHMDが普及し，多様な空間を容易に体感することができる。しかし，VR空間と同じ寸法や素材で作成した場合，現実では異なった印象を受けるという事例があり， VR空間と現実空間では認知の差異が生じている。そこで，現実空間と没入感型HMD上の知覚の差異を解消するために，建築や都市空間の構成要素を対象として，調査・比較を行った。