[2F1] 人間拡張技術2

[2F1-04] 部位代替による複数の腕を用いた身体変容の研究

○佐々木 智也¹、サライジ ムハマドヤメン¹、フェルナンド チャリス¹、南澤 孝太¹、北崎 充晃²、稲見 昌彦³ (1. 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科、2. 豊橋技術科学大学、3. 東京大学 先端科学技術研究センター)

人間の能力は，道具の使用やテクノロジーの進歩によって，生物としての肉体的・精神的な制約を超えることができる．人間拡張技術における認知能力・身体的能力の拡張において，部位の付加による身体形状の変化を扱うことができれば，応用可能性が広がる．本研究では，一組のウェアラブルロボットアーム・ハンドを用いて多腕身体形状を形成し，脚および足先との動作の対応付けに基づく身体部位の代替によって，複数の腕によるインタラクションを目指した．提案手法をMetaLimbsとして，ハードウェアの開発およびシステムの実装を行い，デモンストレーションを通じた予備実験によってシステムの有効性を検証した．