The 22th Annual Conference of the Virtual Reality Society of Japan

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Oral Presentation

VR Psychology

[3A1] VR Psychology 2

Fri. Sep 29, 2017 9:00 AM - 10:30 AM Room A (The Common Lecture Building 2F)

座長:岡嶋 克典(横浜国立大学)

9:45 AM - 10:00 AM

[3A1-04] 画像切り替えによる運動性奥行き効果を利用した奥行き知覚の操作

○Ippei Kanayama1, Shiro Suyama1, Haruki Mizushina1 (1. Tokushima Univ.)

幾何学的に奥行き方向が一意に定まらない運動性奥行き効果において,奥行き知覚の方向および量を操作するための方法を明らかにした.現在の3D表示技術の多くは両眼視差を利用しており,斜視や片目弱視などの方は奥行き感を得られない.運動視差を利用した方式では単眼でも奥行きを感じられるが,観察者が動いている必要がある.そこで静止していても片目で立体視を体験できる運動性奥行き効果に着目した.本研究では,2枚の画像切り替えによる不連続な運動による運動性奥行き効果において,奥行きの方向と量を安定的に知覚可能な条件を探索し,奥行き知覚を操作できる可能性を示した.

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