[3ATE] Art & Tech Exhibition B

[T-14B] FunCushion: 情報表示機能を有する柔軟物インタフェースの構成手法と応用

○Kohei Ikeda¹, Naoya Koizumi², Takeshi Naemura¹ (1. The University of Tokyo, 2. The University of Electro-Communications)

著者らは，これまでに日常生活で使用するクッション・衣類などの布製品を情報提示のインタフェースへ拡張するために，柔軟性を損なわずに視覚情報を細かく鮮明に布地の上で表示する出力方式Clothcreenを提案し，さらに入出力を統合した柔軟物インタフェースFunCushionを紹介した．提案において，表示の高い輝度とコントラストを実現するために，これまで光学的に有効な柔軟素材（布・拡散材）の種類を実験で明らかにした．本稿では，新たに有効な拡散材を用いて表示品質を向上させ，さらにアプリケーションの実装を通して提案手法の応用可能性を議論したため，これについて報告する．