[3F2] スポーツ・身体運動2

[3F2-01] 擬似成功体験を用いたスポーツパフォーマンス向上手法の提案

○田上 翔一¹、吉田 成朗¹、鳴海 拓志¹、谷川 智洋¹、廣瀬 通孝¹ (1. 東京大学大学院情報理工学系研究科 廣瀬・谷川・鳴海研究室)

成功したと思える擬似的な体験（擬似成功体験）によって知的課題の成績が向上することが知られているが，スポーツのように身体運動を扱う分野においては，虚偽の結果を生起し，擬似成功体験を提示することは難しい．一方，VR技術の発展により，身体運動の結果をリアルタイムでシミュレーションすることが可能となった．本研究では，シミュレーション結果を変化させてフィードバックすることで擬似成功体験を生起し，スポーツパフォーマンスを向上させる手法を提案する．