[1G4] VR応用2

[1G4-03] VR空間における視線誘導を用いた姿勢矯正の検討

○藤本 康暉¹、間 博人¹、山本 泰士²、山下 大輔²、三木 光範¹ (1. 同志社大学　理工学部、2. 同志社大学　大学院　理工学研究科)

HMDは重心が前方に偏っているため，頭部を支える首の負荷が増加する．首への負荷は頭頸部の筋骨格に悪影響を与え，姿勢を歪める原因になる．そこで本研究では，VR空間における視線誘導を用いた姿勢矯正の基本的検討を行う．HMDの装着者に対して，球体を平面上，曲面上の2種類の場合において動かすことで視線誘導を行い，姿勢矯正に効果的な視線誘導を検証する．結果として，VR空間での視線誘導が姿勢矯正に有効であることを示した．