WONCA APR Conference 2019/第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会

セッション情報

教育講演(総合診療・家庭医療コアシリーズ)

第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 » 教育講演(総合診療・家庭医療コアシリーズ)

[ELC2] 近代プライマリ・ケアを築いた開拓者たち

2019年5月18日(土) 10:30 〜 12:00 第4会場 (2F Room B-2)

座長: 田中 祐尾 (日本医史学会)、水野 融 (岡田医院)

【開催の目的】 プライマリ・ケアとは何か。夜中に看取りをし、そのまま午前の診療、午後の往診、夜の診療をしながら、本学会の準備をする。多数の相談に応じ、講義をし、研究し、医師会に出務し、審査会に出務し、地域の行事に奉仕することなのだろうか。医師はさらに多忙でなければならないか。
 日常の実践的業務を支えてきた名もなき医師たちの意気地とプライドを、プライマリ・ケアの歴史を学び、いかにして未来に対峙するかを探ることが本講演の目的である。
【概要】 華岡青洲の麻酔薬が、門外不出でなければ、国内のみならず世界の医学の歴史は変わっていたはずである。杉田玄白の解体新書は広く出版したことで、我が国の医療は、大変革を遂げたが、この出版は幕府から差し止めと刑罰を受ける可能性が大いにあったのである。それぞれの時代を支えたプライマリ・ケア医の疾風怒濤の活躍を二人の講師により再現する。
講演① 川嶌眞人氏による蘭学の流れ
講演② 竹中裕昭氏による大阪医蹟めぐり

展示: 講演に伴う展示
昭和30年代医療機器、カルテ、古い症例のXP
江戸時代処方集
京都帝国大学医学部学生ノートなど(昭和18年から22年)

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