WONCA APR Conference 2019/第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会

セッション情報

教育講演(医師向け)

第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 » 教育講演(医師向け)

[ELD8] プライマリ・ケア医に必要な職場のメンタルヘルス対策

2019年5月19日(日) 13:30 〜 15:00 第5会場 (1F Room D)

座長: 増田 史 (慶應大学精神神経科)

【開催の目的】 近隣企業の嘱託産業医を頼まれ、引き受けていらっしゃるプライマリ・ケア医の方もいらっしゃるのではないでしょうか?産業医の職務の中で「難しい」「苦手である」と声が上がる課題の一つに“職場のメンタルヘルス対策”が挙げられます。2015年12月にはストレスチェックが義務化され、産業医として果たすべき役割の中で、“職場のメンタルヘルス対策”は必須のスキルとなりました。そこで、このシンポジウムでは、プライマリ・ケア医に必要なメンタルヘルス対策の基本を事例を交えてレクチャーします。【概要】 近年過労死が社会問題として取り上げられ“働き方改革”が話題となり、“産業医”の役割が注目されてきました。プライマリ・ケア医で産業医をされていらしゃる先生方から、「具体的にどのように職場のメンタルヘルス対策をしたらいいのか?」「精神科領域の知識やスキルがいるのではないか?」と言った質問を受けることが度々あります。今回のシンポジウムでは、座長を精神科医が担当し、演者は4名(産業医を専門とする医師3名と家庭医を専門にしながら産業医を行う医師1名)が登壇します。具体的には最初に職場のメンタルヘルス対策の抑えておくべきポイントを学び、その後に3名の演者が具体的な事例を用いて現場での運用についてご紹介します。①休職復職支援の対応②ストレスチェック後の対応③「家庭医だからこそできる産業医活動」について発表し、最後に全体討論で質疑応答を行う予定です。座長からは精神科医との違いなどについて助言を受け、それぞれの演者からはプライマリ・ケア医へのメッセージを伝えて頂きます。これならば明日から実践できそうだというスキルや知識を一つでも多く身につけてもらうのがゴールになります。職場のメンタルヘルス対策でお悩みの先生方はぜひご参加ください。(産業医単位認定申請中)

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