WONCA APR Conference 2019/第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会

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インタラクティブセッション

第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 » インタラクティブセッション

[IS10] Key Features問題を使ってプライマリケアに必要な多領域のスキルアップをしよう

2019年5月18日(土) 15:00 〜 16:30 第9会場 (2F Room I)

座長: 髙橋 慶 (医療生協さいたま さいたま総合診療医・家庭医センター)

【開催の目的】 問題解決の「核となる要素=Key Features(KFs)」を使ったKey Features試験のいくつかを参加者同士で解くことで、プライマリケアに必要とされる多領域のスキルアップを図り、さらにその内容と今後の活用を議論する。【概要】 「あなたの外来に動悸を主訴に34歳の女性が来院した。夫からDVを受け逃げてきたところで、同席した4歳の息子は目がかゆくまぶたが開かないので、息子も診察してほしいという。」
 この状況に対応するにはどのような問題解決能力が必要だろうか。臨床実践につながる問題解決能力には、ケースに応じて知っておくべき「核となる要素=Key Features(KFs)」が含まれる。多領域の問題解決能力が求められるプライマリケアにおける臨床家は、このKFsを学ぶことで、生涯学習を効率よく進めることができる。
 カナダでは、100領域にわたり1領域5〜10個のKFsが抽出され、それらをもとにシナリオベースで作成された複数の短問に解答するKFs試験が国家試験として行われてきた。我々はこのKFsを参考に、日本版のKFs問題を作成してきた。このセッションでは、いくつかの日本版KFs問題を参加者同士で解き、その内容や今後の活用を議論する。

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