WONCA APR Conference 2019/第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会

セッション情報

シンポジウム

第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 » シンポジウム

[S15] 総合診療のこれまで:私たちはどこから来て、どこへ行くのか

2019年5月19日(日) 11:00 〜 12:30 第2会場 (2F Room A)

座長: 髙屋敷 明由美 (筑波大学医学医療系)、松村 真司 (松村医院)

【開催の目的】 2010年に日本プライマリ・ケア学会、日本家庭医療学会、日本総合診療医学会が合併した。前身の3学会はそれぞれ異なる歴史と活動背景を持っていたが、合併以降はそれぞれの団体の理念と特色を生かしつつ、一体となって活動を続けてきた。日本プライマリ・ケア連合学会が発足してからまもなく10年を迎えようとしている今、私たちのこれまでについて整理し、記録を後世に残すことを目的としたプライマリ・ケア・アーカイブ・プロジェクトチームが立ち上がり活動を開始した。本セッションはその活動の一環として、これまでの私たちの歴史の鍵となる出来事にかかわった当事者たちの語りを整理し、その記録を未来へ伝える目的で企画された。【概要】 前身の3学会が活動を育て発展させ、そして現在の私たちの形になっていく過程において、鍵となっていった出来事が数多くある。それらは多岐に渡るが、今回はそれらのうち、①日本初の総合診療研修・教育システムはなぜ、どのような背景で生まれたか(天理よろづ相談所病院、1976)、②臨床研修指導医海外派遣制度と家庭医に関する懇談会(1980、1985)、③家庭医療学夏期セミナーが生まれた理由とその発展について (1984)、④プライマリ・ケア教育連絡協議会から3学会合併へ(2004)、を取り上げる。それぞれについて、どのような背景で、どのようにこれらの活動が生まれたのかを、それらに関わった当事者たちにインタビュー形式で尋ねるセッションを設ける。また、これらの出来事が、現在そしてこれからの私たちにどのような示唆を与えているか、フロア参加者を含めて議論を行い、今後の私たちの活動に役立てたいと考えている。また、本セッションそのものを貴重なアーカイブとしてその内容を整理保存の上、発行物としてまとめる予定である。

×

認証

×

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン