公益社団法人日本生化学会

15:00 〜 15:15

[2MS02] 1生細胞内シーケンスを可能にしたSS2000の威力

岡田 寛之 (東京大学医学系研究科疾患生命工学センター臨床医工学)

1細胞解析がコモディティ化し、次のコア技術が求められています。Live-seq論文(Chen, Nature 2022 Aug)で生細胞キャプチャが実現可能なことが示されました。我々は、生きた1細胞から繰り返し細胞内コンポーネントを採取しシーケンスを行う技術(iScseq: intra-single cell sequnecing)をSS2000(Yokogawa)と購入可能なキットのみを用いて実現しました(Okada, bioRxiv 2022 Sep)。本セミナーでは、SS2000とNGSをどのように結び付けたのか、1細胞内解析で何が見えるのかご説明します。