公益社団法人日本生化学会

[H006] 密閉空間における生命維持と植物の見出す可能性

佐藤 翼 (岡山白陵高等学校)

宇宙移住計画やSDGs(持続可能な開発目標)などの目標に向かって計画が進められている近年バイオスフィア2における大規模な閉鎖生態系での実験であったりDavid Latimerさんが作った40年間蓋をした状態のボトル内における自給自足生態系の作成が実現することを知って植物の持つ可能性はこれからの社会の希望の光になると考えた。私は密閉空間における植物の発芽、成長、生命維持及び子孫繁栄、生物の生命活動の可能性に焦点を置きシロツメクサを用いて環境を変えたときの対照実験などを行うことによって人が一切手を加えることのない生態循環の作成が可能であることがわかった。またその技術がどのような社会貢献を成すかを考えた。