一般社団法人 日本医療情報学会

[ES] VNAによる、画像診断支援AIアプリケーションの実装と運用に関して

*大越 厚1 (1. GEヘルスケア・ジャパン株式会社 エジソン・ソリューション本部)

医療機関から発生するデータは増加の一途を辿っており、世界的には年間50PB に上り、かつ毎年36%増加し続けている。問題はその貴重なデータの再利用が出来ていないことである。統計では97%のデータが二度と使われていないと言う。問題の解決にはデータを再利用出来る仕組みも重要である。ベンダーに縛られず、オープンに、標準化されたデータを活用出来るプラットフォームとして注目されているのが「VNA(Vendor Neutral Archive)」である。GEヘルスケアではデータ活用を促すためにVNAのデータベースを他社に公開しており、各社ビューワが高速に画像データを取得出来る仕組みを提供している。更に画像診断支援AIアプリへの期待が高まる中、VNAを中心としたマルチベンダーAI活用のスキームを構築した。
本セミナーでは、VNAの特長やメリットに加え、マルチベンダーのビューワやAIとの連携についてご紹介する。あわせて、VNAで運用が可能なAIアプリに関しても、開発ベンダーからご紹介させて頂く。
AI 活用の課題、企業の取り組みに関する期待に関して(動画メッセージ)
 国立がん研究センター中央病院 放射線診断科 三宅基隆先生
AI アプリケーション紹介
 エルピクセル株式会社、株式会社東陽テクニカ