Japan Association for Medical Informatics

[LS4] 富士フイルムのAI技術「REiLI」を活用した医療ITの取組み

*成行 書史1 (1. 富士フイルム株式会社 メディカルシステム事業部 ITソリューショングループ マネージャ)

富士フイルムは2018年よりAI技術ブランド「REiLI」を立上げ、各種診断領域の支援機能の開発~社会実装を推進している。これまで、CT/MR/X線などの放射線画像に関する診断支援機能、超音波、内視鏡などの検査をリアルタイムで支援する機能、レポート作成を支援する機能など各種機能の開発とともに、次世代の読影ビューワ「SYNAPSE SAI viewer」の開発が示すようにワークフローにシームレスに統合しトータルで支援することを目指している。
本講演では、当社のAI技術の取組み~最新の開発状況に加えて、クラウドでの解析サービス提供「医療クラウドサービス」、医療機関でのAI開発を支援するプラットフォーム「SYNAPSE Creative Space」なども紹介する。医療AI技術の活用により、働き方改革・医療安全など様々な医療現場の課題解決における医療DXの富士フイルムの取組みの最前線、今後の展望について述べる。