[LS5] 医療機器データ通信サポートシステム
超高齢社会を迎えた日本では、病院の病床不足を背景に、厚生労働省より在宅医療が推奨され、医師、看護師等、医療従事者の労務低減および効率化促進、ならびに患者の利便性の向上や医療の質向上のために、ICTを活用したデータ通信サポートシステムの導入が進められている。また2018年の診療報酬改定では、「オンライン診療料」、「在宅時医学総合管理料」、「オンライン在宅管理料」などが創設され、在宅医療でのIT化は広がりつつある。更には、近年の新型コロナウイルス流行下では、臨床現場で勤務する多くの医療従事者が不安を抱えながら感染対策に奮闘している。遠隔操作を効率よく使うことで不要な接触を避ける工夫が出来るだろう。
今回は、臨床工学士として医工連携の強化に取り組み、医療従事者の労務改善等を目指した医療機器データ通信サポートシステムについて紹介させていただく。
今回は、臨床工学士として医工連携の強化に取り組み、医療従事者の労務改善等を目指した医療機器データ通信サポートシステムについて紹介させていただく。