Japan Association for Medical Informatics

[SS-1] 医療情報システムでのクラウド化と働き方改革に伴う運用の概要

*山下 芳範1 (1. 福井大学医学部附属病院 医療情報部 准教授)

福井大学病院では、医療情報システムをクラウド化することで、サーバ群を外部のデータセンターに構築した。外部のデータセンターへも安全のため複数の回線を取りまとめるSD-WANを活用することで、セキュリティと冗長性の両方を担保している。また、サーバの仮想化とともに、電子カルテなどのアプリケーションでの仮想化を行うことで、端末はthinclientとして運用が行える。このため、働き方改革やコロナ対応ということで、外部からの利用についても実施を行っている。