Japan Association for Medical Informatics

[LS5] 電子処方箋で実現する、患者中心につながる未来

*伊藤 建1、*石井 僚2、*竹中 裕三3 (1. 厚生労働省 大臣官房総務課企画官 医薬・生活衛生局併任 電子処方箋サービス推進室長、2. 株式会社アインホールディングス 開発統括本部、3. ウィーメックス株式会社 ヘルスケアIT事業部 プロダクトマネジメント部)

令和5年1月より電子処方箋が開始されました。電子処方箋では、医師や薬剤師、患者様との間で情報を電子データとして扱います。利点として、処方箋を単に電子化するだけでなく、調剤結果を含めた情報共有を促進し、重複投薬などのチェックによって不必要な調剤の削減が期待されています。これらの効果を最大化し情報を充実させるためには、医療機関や薬局の参加が非常に重要です。電子処方箋の普及により、患者様が閲覧できる情報も増え、結果として患者様にとって有益な情報源となります。医療機関や薬局、そして患者様の視点から現状の課題や将来の展望についてお話しします。
ウィーメックス株式会社は、医療機関向けに電子カルテやレセプトコンピュータを、薬局向けには電子薬歴やレセプトコンピュータを提供しており、また患者様向けには電子版お薬手帳も提供しています。