一般社団法人 日本医療情報学会

[LS9] 先進技術を用いたIoMTデバイスの可視化とセキュリティー管理について

*沼田 理恵1 (1. ビジネスソリューション事業本部 マーケティング部)

日本の医療機関に対してランサムウェアなどを用いたサイバー攻撃事例が頻発しました。
昨年、厚生労働省から「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版」が発出され、台帳作成や更新、環境の最適化などに取り組むよう求められています。それらが医療情報部門の新たな負担となっていること、さらに、ネットワークに接続する医療機器(IoMT)やIoTなどが増加傾向にあることからも、人海戦術に頼らない効率的な管理と効果的なセキュリティー対策が必要だと推察しています。本講演では、先進技術によってネットワーク通信データを解析する「IT Expert Services IoMTデバイスマネジメントサービス」の紹介を交え、IoMTを含むIT機器のデバイス情報やリスクの可視化の重要性や、セキュリティー管理のあり方についてご説明いたします。