[2-B-2-JS2-1] 診療ガイドラインの活用推進と情報科学
厚生労働省委託事業EBM普及推進事業(Minds)の目的は、質の高い医療の実現を目指して、患者と医療者の双方を支援するために、診療ガイドラインと関連情報を提供することにある。ここでは診療ガイドラインの作成支援、評価・選定、活用促進などに取り組まれており、多くの診療ガイドラインがウェブサイトに公表されるようになり、診療ガイドライン全体の質の向上が進んできた。
現在、多く診療ガイドラインを包含するClinical Questionのデータベースの構築を試みている。必要最小限のデータを標準化し一定レベル以上のCQとエビデンスに基づく推奨を実質上網羅的に格納したデータベースが構築されるとガイドライン横断的な検索も可能となり、大きな効用を生むであろう。電子カルテ等と連携させることなども可能となる。また一方で、コモンディジーズにおいてエビデンスに基づく推奨を普及させることは、医療界の質向上に大きな影響をもたらしうる。これは優先度の高い領域と捉えられる。そして、別途、エビデンスに基づく推奨の活用状況をポピュレーションベースで把握できる仕組みの構築にも取り組んでいる。
診療ガイドラインにおいては、上記を含みデータ要素やデータ構造の標準化ほか、情報学・情報技術的に取り組むべき課題、取り組まれている重要課題がある。今後も、データや情報の持ち方も含め、新たな診療ガイドラインのあり方や活用推進策に取り組むことが必要である。
現在、多く診療ガイドラインを包含するClinical Questionのデータベースの構築を試みている。必要最小限のデータを標準化し一定レベル以上のCQとエビデンスに基づく推奨を実質上網羅的に格納したデータベースが構築されるとガイドライン横断的な検索も可能となり、大きな効用を生むであろう。電子カルテ等と連携させることなども可能となる。また一方で、コモンディジーズにおいてエビデンスに基づく推奨を普及させることは、医療界の質向上に大きな影響をもたらしうる。これは優先度の高い領域と捉えられる。そして、別途、エビデンスに基づく推奨の活用状況をポピュレーションベースで把握できる仕組みの構築にも取り組んでいる。
診療ガイドラインにおいては、上記を含みデータ要素やデータ構造の標準化ほか、情報学・情報技術的に取り組むべき課題、取り組まれている重要課題がある。今後も、データや情報の持ち方も含め、新たな診療ガイドラインのあり方や活用推進策に取り組むことが必要である。