Japan Association for Medical Informatics

[LS-6] これからの医療情報の2次利用システム(DWH)とは

高田 克久 (株式会社ジャストシステム)

 現在、病院には電子カルテをはじめ、部門システムが次々と導入され、医療情報のデータ化とその2次利用が進むことで、医療の質や病院運営の向上が期待されている。
 しかし、異なるベンダーのシステムを導入している場合、データ形式が異なるため、システムをまたいでの検索やデータ抽出が難しいという問題が生じている。また、病名や薬品名が表記ゆれをしていると、検索や抽出ができないことも課題である。医療現場はスピードが要求されるにもかかわらず、膨大なデータ量に対する検索や抽出は時間が掛かり、データの抽出や分析には高いスキルが要求されるため、データの2次利用が十分に進んでいないのが現状である。
 これらの課題の解決に向けた、ソリューションをご紹介する。