[3-E-2-JS6-4] 臨床疫学研究の観点から見た医療データベース基盤 竹内 正人, 川上 浩司 (京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻 薬剤疫学分野) 昨今、各種の診療情報由来のデータベースを用いた臨床疫学、薬剤疫学研究が実施できるようになってきた。観察研究に用いられる資料としては、リアルワールドデータ(RWD)系と疾患登録(レジストリ)系とがある。このうち、RWDにおいては、診療報酬請求(レセプト)情報、調剤情報、DPC情報に加えて、我が国でも医療機関における電子カルテ由来の診療情報を統合したデータベースの構築もはじまっている。本講演では、これらの状況を紹介する。