ICT分野が成長し、クラウド、IoT、AIといった新たなテクノロジーが医療の分野においても利用されつつある状況となっております。これらのサービスを診療業務で利用するにはいくつもの課題を検討しなければなりません。その中で、本年5月に厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」が改版されました。本講演では、改版された「ガイドライン」に沿って、仮想化（ネットワーク、サーバ、デスクトップ）技術の活用、適用案、ならびに、リモートアクセス等の手法を含めた、事例を解説いたします。仮想化を活用した、柔軟で、安全な医療ICT情報インフラを検討する際のご参考になればと考えております。