Japan Association for Medical Informatics

[3-J-2-CS5-3] マイクロソフトアクセスを利用した電子カルテデータの活用事例について

鈴木 宏 (渥美病院 医療情報室)

当院は一般病床261床、療養55床でNECの電子カルテMegaOakHR R9.0.1が稼動している。
マイクロソフトアクセスを利用した電子カルテデータの活用事例について報告する。
①休薬期間チェックツール
内視鏡検査等は事前に抗凝固剤の服薬を一定期間中止する必要があるが、ジェネリック薬も多くその把握が難しい。服用状況を把握する補助チェックツールである。
②処方薬剤消費量予測ツール
外来患者の診察予約情報と前回処方情報から今後の処方薬剤の消費量を予測し薬剤科の在庫管理を補助するツールである。
③肝炎肝硬変患者の腹部エコー実施チェックツール
肝炎肝硬変患者で一定期間腹部エコー検査されていない患者の把握と外来診察日に合わせた情報提供を行う補助ツールである。
④入院患者のDPCデータと医事点数の一覧表示
効率的な診療を行うため入院患者のDPCデータと医事点数が一覧参照できるツールである。
発表当日は、導入目的や工夫点、導入後の効果などについても報告する。