[3-J-2-CS5-4] 統合DBを利用した経営情報システムの開発
1.はじめに
河北総合病院経営企画課では、業務効率化を目的に情報システム課と協働して、医事システムと電子カルテの統合データベース(統合DB)より経営指標データを自動取得し表示する河北経営情報システム(KMIS)を開発し、2016年11月より運用開始した。
2.方法
統合DBは電子カルテベンダーによるパッケージであるため、経営指標を補う入力データの書き込みや、チューニング等の実施に制限がある。そこでKMISの軽量化と、のちの応用アプリの自由な開発を担保するため、別途独自データベース(DB)を構築することとした。バックエンドは統合DBとの連携機能とデータ集約機能、そして全体のジョブ管理機能から構成され、フロントエンドはユーザの権限に応じて利用範囲を制御したウェブアプリで構築した。
3.結果
KMISウェブアプリによる日々の経営指標データ表示で、エクセルで作成していた日報作成作業はなくなり、業務効率化につながった。
4.考察
統合DBは、SQLやプログラムでデータ抽出する必要があるため、職員がデータにアクセスするのが困難な状況だったが、KMIS独自のDB構築により効率的なデータ取得と応用アプリ開発が可能となった。
河北総合病院経営企画課では、業務効率化を目的に情報システム課と協働して、医事システムと電子カルテの統合データベース(統合DB)より経営指標データを自動取得し表示する河北経営情報システム(KMIS)を開発し、2016年11月より運用開始した。
2.方法
統合DBは電子カルテベンダーによるパッケージであるため、経営指標を補う入力データの書き込みや、チューニング等の実施に制限がある。そこでKMISの軽量化と、のちの応用アプリの自由な開発を担保するため、別途独自データベース(DB)を構築することとした。バックエンドは統合DBとの連携機能とデータ集約機能、そして全体のジョブ管理機能から構成され、フロントエンドはユーザの権限に応じて利用範囲を制御したウェブアプリで構築した。
3.結果
KMISウェブアプリによる日々の経営指標データ表示で、エクセルで作成していた日報作成作業はなくなり、業務効率化につながった。
4.考察
統合DBは、SQLやプログラムでデータ抽出する必要があるため、職員がデータにアクセスするのが困難な状況だったが、KMIS独自のDB構築により効率的なデータ取得と応用アプリ開発が可能となった。