Japan Association for Medical Informatics

[4-J-2-CS10-2] DRY(do not repeat yourself): NEC社製MegaOak/iSのkeyValue機能を活用したテンプレート・文書機能の展開とWSHを利用した診療支援の構築

小田 洋一郎 (茅ヶ崎市立病院 小児科)

【導入目的と経緯】当院では、2017年10月よりNEC社製MegaOak/iSの電子カルテを導入した。DRY(do not repeat yourself)をコンセプトに、電子カルテ上、一度入力した情報は可能な限り再入力せずに引用することで省力化と事故防止を目指した。
【方法】カルテ上にテンプレート・文書機能を構築する際に電子カルテのkeyValue機能を積極的に活用して、再入力の軽減を可能にするよう工夫した。カルテのkeyValue機能で対応できない項目についてはWSHスクリプトからDWHに問い合わせを行い、引用項目をクリップボードにコピーする仕組みを構築してカルテ入力の支援を計った。
【評価】現場では、おおむね好意的に受け入れられている。特に看護師や医師事務補助の定型業務の際の省力化が得られた。