[4-L-2-PP17-4] 医師、歯科医師、薬剤師の1回量処方に対する意識調査アンケート
【目的】
地域拠点病院を退院した患者を地域の病院でフォローするようになり、地域連携がより重要になってきている。地域連携が進むに伴い、処方せん記載形式の標準化は安全で円滑な地域連携を行う上で必要不可欠である。厚生労働省より内服処方せんの分量は1回量記載を基本とすること等が示されている。
当院ではカルテシステム更新後、1回量処方導入を検討しているため、鉄蕉会の医師、歯科医師、薬剤師および安房地域の薬局薬剤師を対象に1回量処方に関する意識調査を行った。
【方法】
「内服薬処方せんの記載方法のあり方に関する検討会報告書」や「内服薬処方せんの記載方法標準化の普及状況に関する研究」等を参考に1回量処方等に関する設問を作成し、WebまたはFaxにてアンケート調査を行った。
【結果】
鉄蕉会医師及び歯科医師(回答数57):1回量処方賛成30.4%、1日量併記処方なら賛成37.5%、反対10.7%、どちらでもない21.4%。
鉄蕉会薬剤師(回答数72):1回量処方賛成34.7%、1日量併記処方なら賛成51.4%、反対1.4%、どちらでもない12.5%。
薬局薬剤師(回答数49):1回量処方賛成4.1%、1日量併記処方なら賛成65.3%、反対20.4%、どちらでもない10.2%。
全職種で1回量処方のデメリットとして「今までと形式が異なるので間違いや混乱の原因になる」を考えている人が一番多かった。
【考察】
全職種で65%以上の人が「1回量処方賛成」または「1日量併記処方なら賛成」と考えていることが判明した。
初期導入には1日量併記処方が望ましく、その際には各職種への周知徹底をする期間を十分にとり、形式違いによる間違いや混乱が起きないようにする必要であると考える。
地域拠点病院を退院した患者を地域の病院でフォローするようになり、地域連携がより重要になってきている。地域連携が進むに伴い、処方せん記載形式の標準化は安全で円滑な地域連携を行う上で必要不可欠である。厚生労働省より内服処方せんの分量は1回量記載を基本とすること等が示されている。
当院ではカルテシステム更新後、1回量処方導入を検討しているため、鉄蕉会の医師、歯科医師、薬剤師および安房地域の薬局薬剤師を対象に1回量処方に関する意識調査を行った。
【方法】
「内服薬処方せんの記載方法のあり方に関する検討会報告書」や「内服薬処方せんの記載方法標準化の普及状況に関する研究」等を参考に1回量処方等に関する設問を作成し、WebまたはFaxにてアンケート調査を行った。
【結果】
鉄蕉会医師及び歯科医師(回答数57):1回量処方賛成30.4%、1日量併記処方なら賛成37.5%、反対10.7%、どちらでもない21.4%。
鉄蕉会薬剤師(回答数72):1回量処方賛成34.7%、1日量併記処方なら賛成51.4%、反対1.4%、どちらでもない12.5%。
薬局薬剤師(回答数49):1回量処方賛成4.1%、1日量併記処方なら賛成65.3%、反対20.4%、どちらでもない10.2%。
全職種で1回量処方のデメリットとして「今までと形式が異なるので間違いや混乱の原因になる」を考えている人が一番多かった。
【考察】
全職種で65%以上の人が「1回量処方賛成」または「1日量併記処方なら賛成」と考えていることが判明した。
初期導入には1日量併記処方が望ましく、その際には各職種への周知徹底をする期間を十分にとり、形式違いによる間違いや混乱が起きないようにする必要であると考える。