Japan Association for Medical Informatics

[4-E-2-2] 電子カルテ Expo 2018 - 他院の事例から学ぶ -

医療情報技師等 (医療情報学会医療情報技師会)

【趣旨】
医療情報連合大会の参加目的には、学術的な知見の習得だけでなく、実務的な情報収集の側面もあります。特に医療機関で電子カルテの管理を担当している方には、他施設のシステムがどこまでできており、自施設とはどこが違うのかを知る貴重な機会となっています。
昨年、大阪で開催された医療情報学連合大会では事務局企画セッションとして、施設での取り組みや独自機能を、導入実例をもとに紹介する場を設けました。システム構築事例や最新機能の説明だけでなく、システム化が難しい事項について、自施設での運用による工夫も紹介してもらい、大盛況のうちに終わりました。
そこで、今年も同様の企画を行うことになりました。なお、このセッションは一般演題とは異なり、発表に学術的な方法や結果は必要なく、現場の声を伝える事例報告を中心としたセッションになります。
【発表方法】
1演者につき 10分間発表の予定です。状況に応じて司会者からの質問を行うことがあります。(もし時間があれば、簡単なシンポジウム形式の質疑を行うかもしれません。)ただし、フロアからの質疑には対応しない予定です。質疑はセッション終了後、フロアで直接発表者と行ってください。
発表には、下記のスライドを必ず入れ、現場に近い「生の声」でシステムを紹介していただきます。
 ・ 導入目的や経緯
 ・ 工夫した点
 ・ 導入後の現場の意見
他院の事例から学ぶ、ということで、企業の方々による発表よりも、医療機関(病院など)の職員(医療情報技師がのぞましい)による発表を優先しています。
【テーマ】
1.電子カルテシステムの運用・保守について
 医療機器や部門システムなどの管理・運用、システム更新におけるノウハウなど
2.電子カルテシステムの医療安全への活用
 レポートの重要所見への対応や、医療安全に寄与するための電子カルテシステムの応用など
3.電子カルテデータの利活用
 ちょっとした工夫による情報共有や機器の利用方法、データの活用方法など
【医療情報技師ポイント】
参加者に対して、医療情報技師資格更新ポイントが1ポイント付与されます。(会場へカードをお持ちください。)