Japan Association for Medical Informatics

[LS03] ハイパーコンバージドインフラの導入から活用へ ~部門システム集約と今後の展望~

大貫 亮 (慶應義塾大学病院)

 大学病院を始めとする大規模病院では、自社でハードウェアプラットフォームを持っている大手HISベンダーのシステムを採用されているケースがほとんどです。
 仮想化やハイパーコンバージドインフラに見られる昨今のハードウェアの革新により、病院による選択肢は増えつつありますが、医療業界において、電子カルテが普及し始めた2000年代前半より、その風潮に大きな変化は見られません。結果、柔軟な病院情報システムが運用管理されているとはいえない状況が未だに続いております。
 ニュータニックスのハイパーコンバージドインフラは簡単な導入・運用管理および柔軟な拡張によって、効率的かつ柔軟な病院情報システムの実現を可能にします。
 実際にご導入いただいている慶應義塾大学病院様の事例を交えながら、部門システムの集約を中心に病院情報システムのシンプル化・効率化に関するご説明・ご提案を差し上げたいと存じます。