Japan Association for Medical Informatics

[LS11] 医療機関・法人における効果的なデータマネジメントにおけるシステムの在り方について

木寅 信秀 (株式会社医用工学研究所)

 医療機関・法人における、診療の質向上・運営状況向上の取り組みに対して、データの活用への期待はますます大きくなっており、組織政策としても重要な位置づけになってきています。その一方で、どういったデータを、どのタイミングで、どのように分析を行っていくのか、支える仕組みはどのようにあるべきか、分析サイクルはどのように構築されるべきかといった明確な方針をもって運用・システムを検討できている例は意外に少ないと感じています。方針議論だけでは具体的な方法論には至らない面もありますし、システム検討だけでは、機能面に目が向きすぎる面もあるため、まず検討すべきは「データマネジメント」はどのように進めていくべきかを、医療機関・法人の中で検討される必要があると考えています。「データマネジメント」とはどういったものか、どういった内容を整理しておくべきか、整理された内容に対し、システムを用いることででき得ることは何かなど、実例を交えてお話してまいります。