[2-B-1-04] 診療ガイドラインと医療の質・QI:医療情報の標準化はどこまで寄与できるか
医療情報システムの普及は進み、医療施設で発生する診療データはデジタルデータとして蓄積されてきている。一方で、医療者にとってデータを入力することは日常業務とはなっていても、その入力結果から得られた新たな知見が医療者にフードバックされる機会は乏しい。
近年、診療ガイドラインの活用状況について医療の質指標(QI)によるモニタリングの試みがなされている。米国ONCでは、エビデンスの生成→診療ガイドライン策定→CDSSによる診療ガイドラインの提示・適用→質測定→レポーティングの一連の流れをecosystemとして構築することを目指している。また、米国CMSでは、QIをIT基盤により計測することを実施している。
このように、医療者とシステムの関係について、診療データを入力することによる一方向の労力で終わらせるのではなく、システムによりデータ処理して得られる新たな知見を医療者にフィードバックするには、データやシステムが標準化されていることにより効率が上がると考えられる。
本ワークショップでは、医療情報の標準化への取り組みを紹介しながら、ガイドライン活用度と医療の質やQIを通してData-Driven Healthでの位置づけについて議論する。
近年、診療ガイドラインの活用状況について医療の質指標(QI)によるモニタリングの試みがなされている。米国ONCでは、エビデンスの生成→診療ガイドライン策定→CDSSによる診療ガイドラインの提示・適用→質測定→レポーティングの一連の流れをecosystemとして構築することを目指している。また、米国CMSでは、QIをIT基盤により計測することを実施している。
このように、医療者とシステムの関係について、診療データを入力することによる一方向の労力で終わらせるのではなく、システムによりデータ処理して得られる新たな知見を医療者にフィードバックするには、データやシステムが標準化されていることにより効率が上がると考えられる。
本ワークショップでは、医療情報の標準化への取り組みを紹介しながら、ガイドライン活用度と医療の質やQIを通してData-Driven Healthでの位置づけについて議論する。