[4-P2-2-03] 入退院支援センターの業務円滑化に向けた eXChart及びテンプレートの作成
Hospital Information System, eXChart, Template, Admission and Discharge Support Center
【目的】入退院支援センター(以下センター)の受入れ患者数を増加させることは、患者サービス、看護師業務負担の軽減、入退院支援加算の算定に繋がることから、当院が推し進める取り組みのひとつになっている。しかし、センターの業務は患者への説明、各種スクリーニング、持参薬確認など多岐に渡るため、患者一人当たりの対応時間が長くなってしまう。また、当院の現状では配置職員数や手狭なスペース等の設備的な問題もあり、受入れ患者数に限界があった。そこで、患者対応時間の短縮を目指し、簡便に電子カルテへ入力できるツールの作成を試みた。
【方法】富士通の電子カルテ、EG-MAIN GXの機能にあるeXChart及びテンプレートを利用し、入院説明、入院時スクリーニング票、病棟カンファレンス記録、退院支援計画書、総合機能評価等の入力ツールを作成。可能な限りクリックのみで入力可能なツールを目指した。
【結果】平成30年度の上期・下期に分けて比較すると、センター受入れ患者数は1,107件から1,385件、入院時支援加算算定数は556件から1,010件、入退院支援加算算定数は3,853件から4,116件に増加した。また、センター看護師からは「入力が楽になり、患者一人当たりの対応時間も短くなった。」と好評であり、業務負担軽減にもつながった。
【考察】クリックのみの入力を目指したことで個人のタイピング速度に左右されなくなり、患者一人当たりの対応時間短縮が可能となった。また、表記揺れや、説明及び入力漏れ等の減少にも繋がった。今後はワークフロー機能等を利用して、入退院支援に関する書式の進捗共有や情報の易取得化に取り組み、更なる業務円滑化を進めていきたい。
【方法】富士通の電子カルテ、EG-MAIN GXの機能にあるeXChart及びテンプレートを利用し、入院説明、入院時スクリーニング票、病棟カンファレンス記録、退院支援計画書、総合機能評価等の入力ツールを作成。可能な限りクリックのみで入力可能なツールを目指した。
【結果】平成30年度の上期・下期に分けて比較すると、センター受入れ患者数は1,107件から1,385件、入院時支援加算算定数は556件から1,010件、入退院支援加算算定数は3,853件から4,116件に増加した。また、センター看護師からは「入力が楽になり、患者一人当たりの対応時間も短くなった。」と好評であり、業務負担軽減にもつながった。
【考察】クリックのみの入力を目指したことで個人のタイピング速度に左右されなくなり、患者一人当たりの対応時間短縮が可能となった。また、表記揺れや、説明及び入力漏れ等の減少にも繋がった。今後はワークフロー機能等を利用して、入退院支援に関する書式の進捗共有や情報の易取得化に取り組み、更なる業務円滑化を進めていきたい。