Japan Association for Medical Informatics

[LS03] 主治医制度からチーム医療へ 働き方革命による「より良い医療のかたちへ」

小宮 達彦1、藤川 敏行2 (1. 倉敷中央病院 心臓血管外科主任部長、2. 倉敷中央病院 情報システム部長)

 超高齢化社会を迎えるにあたり地域医療含め医療を必要とする方が増える一方で、在宅医療をはじめとしてQOL を重視した医療へのニーズも高まり、医療需要が多様化しています。患者1人当たりの医師の数がOECD 平均よりも少ない我が国の医療において、1つのカギとなるのはチーム医療の推進となります。倉敷中央病院においては、Microsoft Teams の活用によりスピーディなチーム内連携・患者情報の共有が可能となった他、当直医を院外からもサポートする事が可能となり、患者への対応力を高める事ができました。本ランチョンセミナーでは、当院にて、Microsoft Teams を導入するに至った経緯をはじめ、どのようにチーム医療を実現しているか、具体的にご紹介をさせていただきます。