Japan Association for Medical Informatics

[LS04-01] クラウドを利用した問診システム。京都大学ハイメデックでの利用例

杉山 治1 (1. 京都大学医学部附属病院 先制医療・生活習慣病研究センター)

 京大病院ハイメデックで利用する問診票は枚数が多く、印刷されてから記載するのに手間と労力が非常にかかります。また、その入力内容は、スキャンした画像では物足りなく、データとして扱わなければいけないため再度コンピュータへ入力するなどの手間がかかっていました。この問題解決するために、OCR 利用やタブレット等入力デバイス提供による検診受診者が直接その場で入力する方法を検討しましたが、簡単なものでしたらよかったのでしょうが、当日入力するものとしては負荷が高く不向きでした。そこで一番効果的な方法としてクラウドを利用してご自宅のPC やスマホからの入力を行ってもらうように考えました。本システムの運用方法とその効果についてお話しを致します。