Japan Association for Medical Informatics

[LS04-02] WEB文書システムが作る患者と病院を結ぶネットワークシステム

長谷川 裕明1 (1. 株式会社ファインデックス)

 自宅と医療機関をつなぐ診療の形が昨今増えてきております。コンピュータ時代の今、紙以外の方法で情報共有を求められる時代の到来と考えられます。在宅の血糖値手帳、血圧手帳などもその例では無いでしょうか?また、クリニックでは、すでに診察の予約情報や問診情報をインターネットで入力する運用等始まっていますが、病院ではなかなか実現しておりませんでした。技術的、運用的な課題を解決するために弊社文書システムのWEB版を利用することで何が出来るのか?クラウド利用の可能性についても期待が高まってきております。その技術的なポイントと適用範囲拡大の可能性について解説を致します。京大病院ハイメデックで利用する問診票は枚数が多く、印刷されてから記載するのに手間と労力