Japan Association for Medical Informatics

[2-A-3] 10年後・20年後の電子カルテと健康医療情報システム

*Kazuhiko Ohe1,2, Tomohiro Kuroda3,4 (1. 東京大学大学院医学系研究科, 2. 東京大学医学部附属病院, 3. 京都大学大学院情報学研究科, 4. 京都大学医学部附属病院)

Next Generation EHR, Personal Health Record, IoT, Artificial Intelligence


情報技術の急速な進歩の前では10年後の情報システムを予測することなど難しいとよく言われる。しかし、電子カルテ、医療情報システムに限って言えば、現在使われているシステムは20年前に想像されていたものと大して違わない。またEHR、PHRといったいまだに実現できているといえないシステムは、20年前にすでに語られていたコンセプトであり、さほど新しさはない。
もちろん新しさを求めるのが目的ではないが、富岳に代表される高速コンピュータやGPUの能力、AI、IoT、5G通信、リモート診療に耐えるリアルタイム画像通信、音声認識やリアルタイム翻訳、ロボット技術などの要素技術の出現を眺め、紙のカルテを知らず、子供のころからスマホとWebがないと生活できない若い医療者や患者が、10年後・20年後にどのような電子カルテと健康医療情報システムが当たり前だと思っているのだろうか。本シンポジウムではそんなイメージが沸き立ってくるパネルディスカッションを開催してみたい。