Japan Association for Medical Informatics

[2-C-3-04] FHIR国内実装検討SWG4-patient care and summaryの活動

*Yoshimasa Kawazoe1, Haku Ishida2, Tomohisa Seki3 (1. 東京大学大学院 医学系研究科 医療AI開発学講座, 2. 山口大学大学院医学系研究科, 3. 東京大学医学部附属病院企画情報運営部)

HL7FHIR, AllergyIntolerance, Condition, Procedure


SWG4は患者の状態や医療者の行為を要約した情報を担当する。FHIRリソースとしてはSummaryに分類されるものであり、このうち仕様の成熟度が高いAllergyIntolerance、Condition (Problem)、Procedureを対象としている。各リソースについて仕様を和訳しSWG内で理解を共有するとともに、以下を進めてきた。1)リソース定義の作成:本邦の事情を考慮したリソース定義を作成する。主にUS Core Implementation Guideを参照しながら、リソース内プロパティの制約やMUST SUPPORTなどの要件を検討している。成果物はSIMPLIFIER.NETのFHIR JP IGWGに適時公開している。2)SS-MIX2マッピング調査:対象リソースはカルテにテキストとして記録される情報が主であるが、一部はすでに構造化された情報として存在する可能性がある。HL-7から提供されるHL-7v2とのマッピング情報をもとに、SS-MIX2との対応状況を調査している。3)用語集の検討:各リソース定義に必要な用語集を検討する。HL-7より提供されるTerminology Bindingsの対応先は主にSNOMED-CTの用語であるが、本邦で適用する上では適当ではない可能性がある。これまでの検討から、本SWGが担当するAllergyIntoleranceについては、日本標準商品分類をベースとした用語集を新たに作成することを検討している。