Japan Association for Medical Informatics

[3-A-3] With/Beyond コロナ時代の医療情報のあり方を図る

*Naoki Nakashima1, Hideto Yokoi2, Hidehumi Shito3, Hiroshi Kondo5, Iwao Yamashita6, Shunsuke Takagi4, Kouji Fukuma7, Takanori Fujita8,9, Yasuhiro Sato10 (1. 九州大学病院メディカル・インフォメーションセンター, 2. 香川大学医学部附属病院, 3. 東京医科大学病院, 4. 横浜市立大学附属病院 集中治療部, 5. 鳥取大学医学部附属病院医療情報部, 6. 医)法山会 山下診療所自由が丘・大塚, 7. 日本電気株式会社 医療ソリューション事業部, 8. 世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター , 9. 慶應義塾大学, 10. 厚生労働省情報政策担当参事官室)

COVID-19, pandemic, digital transformation, medical informatics


新型コロナウイルス感染症(以下コロナ)により医療や社会は大きく変わりつつある。日本医療情報学会(JAMI)は、COVID-19関連タスクフォース(TF)を設置し、「議論の継続」「情報共有」「社会貢献」の三本柱の対策を実施してきた。その中の「議論の継続」の一環として、2020年日本医療情報学会春季学術大会で緊急企画として行った 「post コロナの医療情報」に続いて、2020年医療情報学連合大会では、本学会セッションを企画した。
 日本では2020年1月から始まったコロナ騒動であるが、4月には緊急事態宣言に至ったその後いったん落ちついたものの8月には第2波がみられた。その間の医療機関・医師会、行政、企業、教育機関など、それぞれ様々な苦難を味わい、それらの対策を立ててきた。これからも当面はこのような波の繰り返しを過ごすことであろう。そのような時代において、医療情報がどのようにwith/beyondコロナに貢献できるのか、逆にコロナによって医療情報がどう変革されるのか、多くの視点から、現状を共有したい。
 また、コロナ以外にも日本には超少子高齢社会の到来、および自然災害の激化など多くの課題がある。また、すでに人工知能のみならずデジタルトランスフォーメーションと呼ばれる社会全体の情報改革が世界で進行しつつあり、医療もその例外ではない。コロナの影響と合わせて考えると、次世代への変革なしには今後の社会は成立しない。社会の変革に伴い、個々のステークホルダーがどう変革し、個人としての市民もどう変わるべきなのか、その中で保健医療情報システムはどうあるべきなのか、について、前半は現場中心の視点で情報を共有していただく。また後半は、社会構造や課題の視点で考察・議論をしていただく。