Japan Association for Medical Informatics

[3-E-2-01] IoT機器・スマート医療機器からのイベント情報連携システムの構築

*Yoshinori Yamashita1, Yasuhiro Shimizu1, Nanami Senshu1, Mieko Ookita1, Satoshi Suzuki2, Toshitaka Murase3, Kanae Fukuda4 (1. 福井大学, 2. (株)イードクトル, 3. テルモ(株), 4. アライドテレシス(株))

Smart Medical Device, Event-Database, Device Interface


目的
これまでにバイタルサインからの情報収集を行い電子カルテへの記録に利用するシステムの構築を行ってきた。また、手指衛生管理システムの開発などIoTの活用や位置情報の利用も行ってきた。これまでは主にデータを収集することが主目的であった。しかしながら、スマート医療機器やIoT機器からは状況に応じたイベントデータも発生する。イベントデータは、記録目的よりはラートの通知としても重要になっている。データ収集とイベントハンドリングを集約し、データの活用と利用システムの拡大を行うためにシステムを構築した。
方法
これまではデータ収集を主眼としてデータを利用するシステムに対してのインターフェースとなっていた。機器からのはデータ連携だけでなく、イベントデータも発生しているが、データの利用という面とイベントデータの利用は利用先も異なることから、1つの機器とのインターフェースを混在させることが必要となっていた。1つの機器からの情報を1つのインターフェースで統合的に処理することで、データやイベントを中継して必要なシステムに受け渡す方法とした。機器からの測定データだけでなくイベントデータを機器からの情報以外に機器からの通信や通信ゲートウエイに関連する情報も同時に受け取るようにし、また、機器へのクエリーについても中継することとした。また、この連携システム上でもイベントデータベ―スとしての記録を行うことで、経時的な記録の利用も可能とした。
結果
本システムより、スマート医療機器のように同時に1通信しかできない場合であっても、データは医療情報システムでの記録用に送信し、アラーム等のイベントについては監視装置やナースコール等の警告運用に送信する利用が可能となった。同時に接続インターフェースからの時間・場所も記録が行えるとともに、ログとしての記録も可能となり、過去に遡っての機器運用状況の把握も可能となった。