Japan Association for Medical Informatics

[3-G-1-02] 厚生労働省標準規格(HS014)を用いた検査システム運用に関する問題点

*Takeshi Matsunaga1,2, Takashi Okamoto1, Masato Onishi1, Masatsugu Tatsumi1, Shinobu Tanaka1, Masaharu Yamazaki1, Tetsuya Nishikawa2, Tetsurou Tamamoto2,3 (1. 奈良県立医科大学附属病院 中央臨床検査部, 2. 奈良県立医科大学附属病院 医療情報部, 3. 奈良県立医科大学 放射線腫瘍医学)

LIS, Ordering System, Standard Conformance


【はじめに】 当院では、厚生労働省標準規格に準じた病院情報システムを構築・運用してから1年が経過した。病院情報システム(以下、HIS)と臨床検査情報システム(LIS)とのインターフェイスとして、標準規格(HS014)に設定されている臨床検査マスターに採用されている臨床検査項目分類コード10回改訂版(以下、JLAC10コード)を用いている。標準規格を実装し、運用を開始した後に、実際に発覚した事例について報告する。【方法】標準規格導入後の運用を振り返ることで、1年間に発生した問題点の洗い出しを行った。【結果】標準化に関する知識不足による問題、JLAC10コードに関する問題、マスターコードの管理に関する問題、HIS・LIS両社のマスター構造に関する問題、検査結果の表示に関する問題などが挙げられた。【考察】得られた結果については様々な要因が複雑に絡み合っているため簡単に解消できる問題では無いが、これらを少しでも解消するには、HISとLISともにマスターが同一構造で作成される事と、JLAC10コードが配信マスターとして一元管理できることが最重要なのではないかと考えられた。