[2-A-3-01] How multidisciplinary collaboration could be in the future?
「多職種連携」あるいは同義で「チーム医療」というと、患者を中心に、医師・看護師・薬剤師・栄養士・療法士、事務職等が輪になって、医療を提供するというような絵がイメージされるだろう。ところが今、そう単純な絵ではあらわせないほど、チームのメンバーはアメーバのように多様化している。
事務職といっても窓口会計から社会福祉士、医師事務作業補助者等もいる。看護組織では看護補助者やボランティアも大事な連携メンバーである。また地域に出ると、診療所医師や訪問看護師、ケアマネジャー、介護施設、場合によっては医療器具等の業者の方とも連携、すなわち密に連絡をとり目的に向け一緒に物事を進めなければならない。これはたやすい話ではない。だから、「多職種連携」「チーム医療」は学会に限らず何度も様々な場でどうやったらうまくいくのか、が議論されているのだと思う。
そこで、多職種連携のカギを探るため、本講演では次の4つを柱に話を進めていく。
1)多職種連携、チーム医療推進の歴史的な変遷
2)医療提供側だけでなく、受ける側の視点からの必要性
3)医療提供の場の変化からみる多職種連携
4)近年の医療におけるダイバーシティ人材活用の広がりから新たな連携の課題
個人的にはこれからの多職種連携がより発展していくためのカギは、「専門職同士の対話(腹を割って話す)」と「自らの専門性の研さん(学び続ける)」であると考えている。本セッションで多様な識者・現場の先生方のご意見も伺いながら、さらに議論を深めていければと思っている。
事務職といっても窓口会計から社会福祉士、医師事務作業補助者等もいる。看護組織では看護補助者やボランティアも大事な連携メンバーである。また地域に出ると、診療所医師や訪問看護師、ケアマネジャー、介護施設、場合によっては医療器具等の業者の方とも連携、すなわち密に連絡をとり目的に向け一緒に物事を進めなければならない。これはたやすい話ではない。だから、「多職種連携」「チーム医療」は学会に限らず何度も様々な場でどうやったらうまくいくのか、が議論されているのだと思う。
そこで、多職種連携のカギを探るため、本講演では次の4つを柱に話を進めていく。
1)多職種連携、チーム医療推進の歴史的な変遷
2)医療提供側だけでなく、受ける側の視点からの必要性
3)医療提供の場の変化からみる多職種連携
4)近年の医療におけるダイバーシティ人材活用の広がりから新たな連携の課題
個人的にはこれからの多職種連携がより発展していくためのカギは、「専門職同士の対話(腹を割って話す)」と「自らの専門性の研さん(学び続ける)」であると考えている。本セッションで多様な識者・現場の先生方のご意見も伺いながら、さらに議論を深めていければと思っている。