Japan Association for Medical Informatics

[LS10-02] 急増する医療データの臨床・研究活用のためのVNA

*山口 剛史1 (1. GE ヘルスケア・ジャパン株式会社 エジソン・ソリューション本部)

 GE ヘルスケアのVNA(ベンダーニュートラルアーカイブ)は、DICOM やIHE などの標準規格に則って様々なデータを一元管理する。現在は、その一元管理されたデータを、更に臨床や研究で活用できるよう様々なソリューションの開発や改良を進めている。
 その一つである「OCDB」(Open Connect Database)は、異なるベンダーの画像ビューワからでも、VNA サーバーに保存されたデータを高速に参照することを可能にする。それにより、臨床でのデータ活用の利便性が向上すると同時に、複数のサーバーでデータを重複保存したり、転送する必要性がなくなるなど、データフローも簡素化されると考える。本講演では、企業の視点でOCDB の概要を紹介する。