昨今、ディーラーやSPD を中心に医療材料の管理にもRFID が広まりつつある。また、メーカーでも製造過程でRF タグが製品に貼り始めている。このようにRFID が医療業界に浸透していくことで、医療安全の向上や働き方改革に繋がることが、期待されている。
　これまで弊社はカテーテルや、インプラント製品の管理において、RFID の活用に取り組んできた。これまで医療機関でRFID を活用してきた経験を踏まえて、院内にどのような活用シーンがあるのか、そして、医療従事者にとってどのようなメリットがあるのか、そして、これからの医療材料管理の将来像について述べる。