[2-C-3-03] FHIR Questionnaireからのテンプレート作成とそこからのデータ出力の共通化へ向けた検証について
これまでのベンダをまたがるデータ収集事業では出力するデータについては共通的なデータ出力フォーマットでの出力がされる事が多いが、テンプレートマスタについて共通化を行うには各社個別の対応が必要となり費用面、スケジュール面で大きな課題となっていた。
今回、各社のテンプレート仕様を考慮した上でJASPEHR Questionnaireのprofilingを行い、そのProfileに従ってJSON形式で記述したQuestionnaireを元に弊社のXML形式のテンプレートマスタを作成するツールを作成した。そしてそれによって生成されたテンプレートを使用して記事を記載することでその入力値をQuestionnaireResponse.json形式で出力する仕組みの試作を行った。
この試作によりFHIRにより共通化された仕様を元にテンプレート作成からデータ出力まで行えることを確認できたことから以前と比較して各社に大きな費用をかけず短納期で共通化できる可能性があることが実証できたと考える。
課題としては、以下の3点が上げられる。
・Questionnaireの定義に組み込めるテンプレート上の表現はXHMTLであり文字装飾などが想定されるがこれだけでは厳密な表現は難しいと見込まれるため今後検討が必要である。
・電子カルテからのデータ取得や自動計算などについては現状は各社個別での対応であり手作業での修正が必要となるためFHIRクエリの実装について検討などが必要である。
・QuestionnaireおよびQuestionnaireResponseの配布方法は未検討であり、今後検討が必要である。
今後はまずは様々なパターンのテンプレートを試行して更なる問題点の洗い出しを行いたい。
将来に向けては、まだ中央から各施設への電子カルテへの収集項目更新を出来るだけ簡素化できるよう対応を進めていきたい。
今回、各社のテンプレート仕様を考慮した上でJASPEHR Questionnaireのprofilingを行い、そのProfileに従ってJSON形式で記述したQuestionnaireを元に弊社のXML形式のテンプレートマスタを作成するツールを作成した。そしてそれによって生成されたテンプレートを使用して記事を記載することでその入力値をQuestionnaireResponse.json形式で出力する仕組みの試作を行った。
この試作によりFHIRにより共通化された仕様を元にテンプレート作成からデータ出力まで行えることを確認できたことから以前と比較して各社に大きな費用をかけず短納期で共通化できる可能性があることが実証できたと考える。
課題としては、以下の3点が上げられる。
・Questionnaireの定義に組み込めるテンプレート上の表現はXHMTLであり文字装飾などが想定されるがこれだけでは厳密な表現は難しいと見込まれるため今後検討が必要である。
・電子カルテからのデータ取得や自動計算などについては現状は各社個別での対応であり手作業での修正が必要となるためFHIRクエリの実装について検討などが必要である。
・QuestionnaireおよびQuestionnaireResponseの配布方法は未検討であり、今後検討が必要である。
今後はまずは様々なパターンのテンプレートを試行して更なる問題点の洗い出しを行いたい。
将来に向けては、まだ中央から各施設への電子カルテへの収集項目更新を出来るだけ簡素化できるよう対応を進めていきたい。