[2-F-1-06] 健康領域におけるモデリング - RM-ODPの概要と事例紹介 -
modeling, RM-ODP, mobile healthcare
自己の健康の維持・向上を目的として行う、ヘルスケアへの関心が高まりつつある。 近年では、スマートフォンの普及とインターネット接続可能な健康機器により、健康機器事業者が主導する健康機器が取得したデータを管理する健康サービスなどが提供されつつあるが、他社の健康機器との接続や健康サービス間の相互接続が困難であることが多い。 また、ヘルスケアを行う個人はヘルスケアでどのような目標を持ち、どのような健康データを収集し、どのように評価するかという標準化されたモデルがないのが現状である。 標準的な枠組みでセルフケアの「プロセス、及びデータ」のモデル化を行うことで、セルフケアに必要な多様な健康データを取得、管理、評価することができるモバイルヘルス環境モデルを構築し、このモデルを利用した健康サービスの構築、及び健康サービスの相互運用性を推進する。 モバイルヘルスケアにおけるモデル化とPoCによる実証を行った。