一般社団法人 日本医療情報学会

[3-B-3] 医療情報技師育成事業20周年記念ワークショップ1「医療情報技師育成事業のあり方を考える」-これまでの10年を振り返ってこれからの10年を展望する-

*五味 悠一郎1,7、成清 哲也2,7、瀬戸 僚馬3,7、池田 和之4,7、片山 一重5,7、光城 元博6,7 (1. 日本大学理工学部、2. 広島国際大学、3. 東京医療保健大学、4. 奈良県立医科大学附属病院、5. 深谷赤十字病院、6. 富士フイルムヘルスケア、7. 日本医療情報学会医療情報技師育成部会)

JAMI, Japan Association for Medical Informatics, HIT, Healthcare Information Technologist

医療情報分野は、病院内だけ情報化されていた時代から、地域医療連携、保健・福祉・介護連携、オンライン診療と展開してきた。セキュリティ対応、データヘルス、医療におけるDXなど、医療情報技術へのニーズは年々高まっている。
この状況を見据え、日本医療情報学会は2002年から医療情報技術者の育成に取り組んでいる。2022年6月時点では、医療情報技師育成部会は24,649名の医療情報技師と428名の上級医療情報技師を認定し、医療現場で活躍している。
育成部会の事業については、高評価も厳しいお言葉も頂く。これまでの10年間の事業を、一般目標と到達目標、教科書編集、試験制度、生涯研修、広報渉外活動の観点から総括を行い、参加者とも意見交換をすることで、これからの10年を展望したい。