[3-B-3-02] Body of Knowledge for Healthcare Information Technologists
教科書委員会は、試験に合わせて医学・医療編、情報処理技術編、そして医療情報システム編の3編に分かれて構成されている。各委員会においては、医療情報技師のGIOに合わせて、どのような知識をどの程度の粒度で獲得してもらうかを議論し、著者の協力を得て教科書に反映させる作業を行っている。すなわち知識体系の整理である。
医療情報技師の職責に最も近い分野はもちろん医療情報システム編であるが、医学・医療編や情報処理編にはその前提として必要な知識体系を定義する意味合いがある。例えば情報処理技術編を例に挙げると、十数年前は新しい技術の章に「オブジェクト志向言語」が入っていたが、時を経て「SNS」「VR」などに置き換わり、いまでは「AI」が同章の中心を占めている。こうした更新作業は新たに資格を取得する初学者のみならず、現に資格を有する医療情報技師のリカレント教育の支援にも繋がっている。
教科書委員会としては、時代に合った知識体系づくりに、これからも邁進していきたいと考えている。
医療情報技師の職責に最も近い分野はもちろん医療情報システム編であるが、医学・医療編や情報処理編にはその前提として必要な知識体系を定義する意味合いがある。例えば情報処理技術編を例に挙げると、十数年前は新しい技術の章に「オブジェクト志向言語」が入っていたが、時を経て「SNS」「VR」などに置き換わり、いまでは「AI」が同章の中心を占めている。こうした更新作業は新たに資格を取得する初学者のみならず、現に資格を有する医療情報技師のリカレント教育の支援にも繋がっている。
教科書委員会としては、時代に合った知識体系づくりに、これからも邁進していきたいと考えている。