[3-H-2] 歯科診療現場での医療ICTの現状と貢献と普及と課題
dental practice, medical cooperation, standardization
令和4年度保険改定でも、医療連携をさらに推進する方向性が示されている。本研究会では、歯科の医療連携を中心に議論を重ねてきた。
しかし、歯科においては情報発信のキーを握っている個人開業医が、医療ICTに対する理解が少なく、メリットを感じられず、設備投資がなされず、導入が進まないため、情報交換の基盤が整備されていかない、そのためスケールメリットを作れず、負のスパイラルに入っているような感じがある。
本大会のテーマ「社会基盤としての医療情報の役割」も踏まえ、今回は原点に戻り、歯科の電子カルテの現状を再確認し、また、歯科医療の偏在の現状を踏まえたうえで医療情報システムの可能性を提示し、さらに、歯科のレセプトデータにより何がわかるかという歯科医療に対するICTの貢献を通じて医療情報が電子化されることによってもたらせる可能性についてそれぞれの分野の方よりお話しいただく。
最後に、このようなことをふまえて国や日本歯科医師会は、どのような方向に歯科医院を導こうとしているのかということをお話しいただき、この4つの項目を軸に、遅れている歯科の医療情報の導入に対して、現状把握と可能性と課題をまとめるシンポジウムを企画した。
1. 歯科の電子カルテに関する現状と将来像について
2. 北海道の歯科医療提供体制の現状について(遠隔医療、医療情報の利用に望むこと)地域の健康づくり推進のための情報利用について
3. データ活用の視点で、疫学研究に使用される歯科医療関連の政府統計やレセプトデータについて
4.日本歯科医師会の取り組みについて(歯科におけるオンライン資格確認、データヘルス改革(医療ネットワークや電子カルテなど)への対応など)
しかし、歯科においては情報発信のキーを握っている個人開業医が、医療ICTに対する理解が少なく、メリットを感じられず、設備投資がなされず、導入が進まないため、情報交換の基盤が整備されていかない、そのためスケールメリットを作れず、負のスパイラルに入っているような感じがある。
本大会のテーマ「社会基盤としての医療情報の役割」も踏まえ、今回は原点に戻り、歯科の電子カルテの現状を再確認し、また、歯科医療の偏在の現状を踏まえたうえで医療情報システムの可能性を提示し、さらに、歯科のレセプトデータにより何がわかるかという歯科医療に対するICTの貢献を通じて医療情報が電子化されることによってもたらせる可能性についてそれぞれの分野の方よりお話しいただく。
最後に、このようなことをふまえて国や日本歯科医師会は、どのような方向に歯科医院を導こうとしているのかということをお話しいただき、この4つの項目を軸に、遅れている歯科の医療情報の導入に対して、現状把握と可能性と課題をまとめるシンポジウムを企画した。
1. 歯科の電子カルテに関する現状と将来像について
2. 北海道の歯科医療提供体制の現状について(遠隔医療、医療情報の利用に望むこと)地域の健康づくり推進のための情報利用について
3. データ活用の視点で、疫学研究に使用される歯科医療関連の政府統計やレセプトデータについて
4.日本歯科医師会の取り組みについて(歯科におけるオンライン資格確認、データヘルス改革(医療ネットワークや電子カルテなど)への対応など)