Japan Association for Medical Informatics

[LS12-01] 北海道大学病院における取組の紹介と具体的なシステム調達

*遠藤 晃1、*住吉 一宏2、*福嶋 徳太郎3 (1. 北海道大学病院 医療情報企画部 部長(准教授)、2. 北海道大学病院 医療情報企画部、3. 株式会社リコー RFS AM事業センター 所長)

 働く方々がそれぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会を実現する働き方改革を総合的に推進するため2019年に働き方改革関連法案が施行され、2024年には医師にも適用されていく中で、医療情報システムやそれに関わる機器のあり方も再考する必要がある。
 本講演ではまず、過去のシステム調達の経験から、機器への要求の変化を通して、医療DXや働き方改革にどのような貢献をしてきたかを説明する。
 後半では、現行システムの調達に伴い、システムや機器による生産性向上のために現場のどのような意見を取り入れ要求し、メーカーはどのように受け止めたかを、プリンターを例にして実例を交えて紹介する。