Japan Association for Medical Informatics

[LS20-02] 国立大学病院のパフォーマンスに関するベンチマークシステムの実装

*大坪 徹也1,2 (1. 京都大学医学部附属病院 医療情報企画部、2. 東京大学医学部附属病院 国立大学病院データベースセンター)

 病院経営に関する意思決定の支援、既存経営課題のモニタリングや新たな課題の発見にデータを活用する文化は着実に醸成されてきている。データの量や多様性が広がる中、データの生成からデータを解釈するまでに要する時間を如何に短縮するかが重要課題となる。その際、さまざまなデータの処理技術の活用が想定され、ビジネスインテリジェンスは有用なツールのひとつといえる。その機能のひとつである、ダッシュボードによるデータの可視化は複眼的なデータの解釈を支援する。その有用性や導入障壁について理解することは、導入のよい検討材料となる。本セミナーでは、国立大学病院間のベンチマークにおけるダッシュボードの活用事例を通じて、当該ツールの特徴を解説する。