一般社団法人 日本医療情報学会

[LS5-02] 診療情報ネットワークにおけるクラウドサービスの活用及び医療情報システムとの連携による現場コミュニケーションの変革

*三村 良祐1 (1. 富士通Japan株式会社(ヘルスケアソリューション開発本部) 電子カルテソリューション事業部)

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が引き起こしたパンデミックによって、世界の働き方は大きな影響を受けました。私たち富士通は、永く医療に寄り添ってきたICTベンダーとして、この世界の変化に対応するためのソリューションを現場に提供する必要があると考えています。まずは診療情報ネットワークと強力なクラウドサービスを安全に繋げるデジタルトランスフォーメーション基盤を提供します。さらに当社の医療情報システムHOPE LifeMark-HX®の特徴でもある“ソトと繋がる仕組み” を活用することで、Microsoft Teams®をはじめ、さまざまなクラウドサービスと医療情報システムに蓄えられている膨大な情報をシームレスに組み合わせて、医療現場に新たなインサイトを提供し、新しい働き方を提案いたします。今回はその一部として、予約情報をインプットに医療従事者を基点とした予定管理と、医療従事者間での認識齟齬を防止するシームレスで安全な情報共有の方法をご紹介します。